2004-01-01から1年間の記事一覧

両親がこちらへ来て一週間が経った。自分の生活パターンが一変してしまって、なかなかここを更新できなかったが、またぼちぼち書いていきたい。 自分の両親は、こちらへ来る前、中国でも数年暮らしていたので、海外での生活といっても、慣れたもの。向こうで…

雨上がりの空にきれいな月が出ていた。8月30日が満月。 中秋節まであと一月。去年は東海大学に夜散歩がてら月を見に行った。一年がはやい。

いろいろな事が重なり、しばらくぶりの更新になってしまいました。 とにかく今日両親が台湾に到着。ビザの延長手続きがうまくいくかどうか。本人たちは1年ぐらいはこちらで生活したいと言っているが、途中何回かは出国することになるかも。 初日は孫と日本語…

釈迦頭

釈迦の頭に似ていることから、こう呼ばれている果物。 釈迦頭は、かなり柔らかく、ちょっと力を入れて握ると、すぐ崩れてしまうほど。つぶつぶのひとつひとつに種が入っていて、そのまわりの果肉をねぶるように食べる。 今日、空港のロビーで一人ぽつんと釈…

シャララ〜

最近いっしょにF1をテレビ観戦するようになった。どの程度わかって見ているのか定かではないが、生意気にも「フェラーリ、速いね」とか、「ルノー、壊れちゃったね(アメリカGP)」、「マクラーレン、危ないね(ドイツGP)」などとコメントする(4歳)。 台湾…

来週両親が台湾に来る。短期の旅行ではなく、1年だか2年だか滞在の予定! うちは狭いので、同じマンション内に両親用の部屋を借りた。高校卒業後、家出同然で家を飛び出して以来、いっしょに生活していない。正直どうなるか、かなり不安。

準備中

今週から日本語能力試験1級対策のクラスが始まるので、教材・教案作りに没頭。塾指定のテキストは定番の2冊、『上級で学ぶ日本語*1』と『どんな時どう使う日本語表現文型500*2』。『上級で』は読解用なのだが、いかんせん話題が古いし(1994年発行)、こうし…

早起きは三文の?

「早起きは三文の徳」ということわざを教えたところ、「三文の得」ではないのかと質問があった。確かに漢字から意味をとろうとすると、「得」のほうが理にかなってるような気もする。一瞬間違えたかなと思って手元の辞書を見てみると、「『得』と書いて、『…

現打果汁

街中に果物をその場でジュースにしてくれるスタンドがけっこうある。夏場はスイカが常時スタンバイ中。自分は、アボガド+ミルク+蜂蜜のジュースがお気に入り。

感嘆文

上の「なんて・なんか」と形容詞・副詞がいっしょになった文を感嘆文というらしい。しかし、「なんてきれいなんだろう!」などの表現は実際の会話ではほとんど使わないだろう。芝居がかって聞こえてしまう。 『恋するふたりの「感情ことば」ドラマ表現の分析…

台北T校

2級クラス最後の日。6回なんてあっという間。今日は「なんて」「なんと」「なんか」等の使い方の説明等。 なんと馬鹿だったんだろう。(○) なんて馬鹿だったんだろう。(○) なんと人だ。(×) なんて人だ。(○) しかし不思議だ。ほんのわずかな違いなのに…

躍躍欲試

今日の台北は暑かった。 帰りは自強號。中壢の駅に停車中、「そこは私たちの席なんですけど……」と家族連れが乗り込んできた。自分の切符を見せると、「あれ、おかしいわね。どういうこと? これ、台北行きですよね?」 「高雄行きです」と自分が言った瞬間、…

おめれとう

幼稚園で習った歌を歌ってきかせてくれるのだけど、「おめでとう」が「おめれとう」になってしまっている。台湾人の先生に習ったのだろうなと思う。まあ今はそれでもよかろう。 日本語と中国語(北京語)、ごっちゃまぜの言語環境を4歳児はどんなふうに理解…

地図

自分のクラスに来てくれていた学生の一人が日本に遊びに行って帰ってきた。感想を聞いていたら、日本語が通じなくて焦ったことがあったと言う。この人は日本語能力試験1級にも合格してるし、日常の会話なら全く問題なくこなす。何か込み入ったことでもあった…

S校

『みんなの日本語』第40課。疑問文を埋め込み表現にする練習。 彼がいつ来る「か」知っていますか。 彼が来る「かどうか」知っていますか。 疑問詞疑問文の場合は、「か」を使い、選択疑問文(疑問詞を含まない)の場合は、「かどうか」を使う。この形自体は…

不法滞在

今日、インドネシアの女の子が不法滞在(?)で連れて行かれるところに遭遇。知り合いの家に「お手伝いさん」として来たばかりの子で、正規のビザがないのがバレたらしい。実はその家では「正規ではない」ことは承知で雇っていた(正規の手続きはかなり時間…

TENKA-TAIPEI(天下台北)

ぽちさんの写真サイト。おいしそうな写真がいっぱい(「FOOD」)。こちらで予習してから台湾にいらっしゃい。>身内。 TENKA-TAIPEI(天下台北) http://icemonster.ifdef.jp/ (音あり)

天天包餛飩

夏かぜをひいている人多し。授業中もずっとティッシュが手放せない様子。「天天包餛飩(毎日ずっとワンタンを包んでいるんだね)」と誰かがからかった。

心急脚慢

週末を除き夕方出勤が多いので、よく夕立に遭う。どこかでのんびり雨宿りしてみたいなと思う。 土日月はクラスのコマ数が多く、どっと疲れる。今週は途中でうまく息継ぎできなくて、ずっと潜ってる感じだった。今、肩で大きく息をしているところ。

写真は

「SOCCER UNDERGROUND BLOG」さんのトップ画像から。 もし転載不可だったら、すぐ削除します。 http://soccerunderground.com/blog/

思わぬところで。

前回書いた研修会の話の続きです(id:tinuyama:20040728)。 会話練習を作る場合、その場面設定が大事なことは言うまでもありません。しかし、市販のテキストなどは日本での生活を前提にしたものがほとんどで、海外の学習者には向かないものが多いのです。そ…

再会

この研修会、いろいろおもしろいことがあったのですが、中でも一番驚いたのは自分が7年前(?)まだ素人同然だったころのクラスに来てくれていた学生と再会できたこと。台中ではなく、桃園(台湾北部)に住んでいたころです。学生といっても年齢は自分と同じ…

(続き)

今回の研修のポイントは、おおざっぱに言うと、会話練習・聞き取り練習などの授業活動を、一般的な流れとは逆に進めてみる、ということだったと思う。 会話練習の場合を考えると、従来『みんなの日本語』などのテキストでは、語彙や表現形式(「〜てください…

2004年日本語教育夏期研修会(台中)

交流協会内の日本語センターが主催している研修会に昨日と今日の2日間参加してきました。 「日本語センター」http://www.koryu.or.jp/taipei/html/language/japan_lang.htm いつもと違い、講義を聞く側にまわるのは本当にいい刺激になります。講義の内容に関…

台北

今日も台北。往復のバス&列車の中であれも読もう、これも読もうとたくさん本を持って行ったものの、寝てしまって1冊も読めず。 日本語能力試験2級対策のクラス(全6回)の4回目が終わる。今日のメインは、「はずだ」と「わけだ」の違いと「わけ」の各種用法…

『台湾の家庭生活』池田敏雄(ISBN:9576382157)

奥付を見ると、「1944年8月台北初版発行」「1994年9月台北二刷発行」とある。出版社は台北の南天書局有限公司。いわゆる「日本時代」に出版された本の復刻版か。当時の台湾の生活、風習を丁寧に記述してある。 「食事の作法と豫兆」という項がおもしろい。少…

教案

今日も授業は夜だけなので、昼間は家でずっと週末のクラスの教案書きに励む。授業の段取り、時間配分、提示する例文、予想される質問への回答などをまとめる。『みんなの日本語』を使う定番クラスの準備は30分ぐらいで終わらせてしまうこともあるけれど、初…

故宮博物館で『十面埋伏』

今日見つけたんですが、14日のニュースです(汗)。 上映のための故宮使用料が五千元(約一万五千円)と安すぎたことが問題になっているもよう。 「故宮で初の映画封切り 外に開かれた故宮目指す」(『台湾週報』) http://www.roc-taiwan.or.jp/news/week/1…

面白い日中同形異義語

「丹梅視点」より。 http://danmei.cocolog-nifty.com/danmei/2004/07/post_8.html 「酸」ということば。3階にある教室まで階段を上ってきて、「脚酸!」。 「先生、酸って、日本語で何と言うんですか」 「う〜ん、痛い、かなあ……」 「痛いじゃありません。…

今日はきのうとうってかわってきれいな青空。シーツやふとんカバーなどまとめて洗濯、屋上に干す。