両親がこちらへ来て一週間が経った。自分の生活パターンが一変してしまって、なかなかここを更新できなかったが、またぼちぼち書いていきたい。


自分の両親は、こちらへ来る前、中国でも数年暮らしていたので、海外での生活といっても、慣れたもの。向こうで使っていた食器や日用品など、そのままダンボール箱につめてこちらに送ってきており、さっさと自分達のペースの生活を始めている。母親など中国語(北京語)は一言たりとも覚えていないにもかかわらず、「何とかなるさ」というふうな変な度胸だけはついている。


毎日母親の料理を食べている。ほうれん草のごま和え、ぶた汁、肉団子、酢味噌で食べるブロッコリー、柚子胡椒をきかせた素麺などなど。どれも大昔に食べていたものなのだが、久しぶりなせいか、すごくおいしく感じる。いくら日系のスーパーやデパートがあって、日本食の食材も簡単に手に入るとはいっても、こういう料理(味)は自分では作れなかった。特に、焼きめしはびっくりするほどうまかった。台湾のチャーハンもおいしいが、日本風(?)の醤油の香りのする焼きめしなんて食べたの何年ぶりだろう。