「潜る」西原理恵子インタビュー Yahoo!ブックス

id:yukatti:20031222#p1経由)

――執筆時の高揚というのは、躁状態に近い?
「いえ、そういうのとは違います。自分では『潜る』という表現を使うんですが、息を止めてじーっと水の底にいるようなイメージ。」

yukattiさんの「香雪ジャーナル」で、この「潜る」という言葉を発見して、「ああ、これだ!」と自分の感覚を言葉にしてもらったようで、なんだかうれしかった。自分の場合は、授業の教材や教案を作ってる時なんですが、まさしく「水の底にいるイメージ」なんです。集中していくにつれ、だんだん深く沈んでいくような感じ。列車の音などの街の雑音が遠くに聞こえるんだけど、全然気にならなくなる。そんな時、非常に仕事がはかどります。しかし、この状態、あまり長くは続かなくて、だいたい2時間ほどで「浮き上がって」きてしまうんですが。
西原理恵子作品、自分がちょうと麻雀をやりだした頃、「まあじゃんほうろうき」の連載が始まって、リアルタイムで読んでました。その頃はこんなに売れるとは思いませんでしたが。こんなにおもしろいのに麻雀漫画だと一般受けしないだろうな、と。しかし、西原理恵子のインタビューって、初めて読んだんですが、予想以上にいろいろ語ってますね。ちょっと意外。インタビュアーがいいのかしらん。