授業見学

正月(旧暦)明けから自分が引き継ぐことになつてゐるクラスを見学に。塾ではなく、ある工場内の日本語クラス。こちらでは従業員福利の一環として英語や日本語の授業をやつてゐる会社がかなりあるとは聞いてゐたが、自分が実際にクラスを担当するのは今回が初めて。
日本人に見られてゐるといふことで、先生(台湾人)も緊張したとは思ふのだけれど、初級のクラスなのに、ほとんどの時間学習者が下を向いたままといふ状況はまずいでせう。そして、教案も用意してゐないので、行当たりばつたりのの進行(自分はまだ教案を書いて来る台湾人教師を一人も見たことがない)。
週一回二時間の授業で、参加者には「試験のため」といつた特別の目的もないやうなので、学習意欲を維持させることが第一か。毎回の到達目標をきちんと提示して、「今日はこれができるやうになつた」といふ達成感を味はつてもらへるやうにしたい。久しぶりの初級の授業なので、絵カードの整理を。