使ひ捨て用の箸に残る漂白剤

江月けいさんの「ほんじつも台湾なり・中文的新聞」のエントリーを見て、自分も一言。

台北市の衛生局が台北市内の量販店などで検査した五十七件の使ひ捨て箸、爪楊枝、竹串などのうち、七十五パーセントに漂白剤の残留が認められたとのこと。台湾のお弁当などについてくる箸は、日本の割り箸とは違ひ、ビニール袋に入つた竹製ものがほとんど(上記リンク先に写真あり)で、これの使用済みのものを回収、漂白し、再び販売してゐるのださうです。
自分が読んだのは「聯合報」の記事ですが、使ふ前に熱湯で洗ふか、さもなくば自分専用の箸を携帯することを勧めてゐます。そして「國內學者」の警告として次の言葉を載せてゐました。

もしあなたが以前から毎日のやうに使ひ捨て箸で食事し、今後もそれを続けるのなら、将来癌であると診断されたとしても、「どうして私が癌に?」などと思はぬことです。
「如果你以前到現在每天用免洗筷吃飯,未來還是如此,有一天你被診斷為癌症時,請不用再問為什麼是我?」

怖いです。しかし、これほどのことを言ひ切るのならば、「國內學者」ではなく、ちやんとソースを書くべきではないかとも思ひます。これでは単に恐怖心を煽つてゐるだけのやうにも感じます。この記事を信じないといふわけではないのですが、先日も「自作自演*1」があつたばかりなので……。

*1:お葬式でお供へ物として使用した食べ物を回収し、食堂などに食材として流してゐたとする告発ビデオが実は全部やらせであつたことが判明。