Book Baton

銭衝さんからいただきました(id:QianChong:20050627)。

持つてゐる本の冊数

この家にあるのは、九百冊ぐらゐ(銭衝さんと同様に本棚一段の冊数×段数で概算)。

今読みかけの本

日本語教師のための新しい言語習得概論

日本語教師のための新しい言語習得概論

夏休み前の暇な時期に読まうと思つてゐたのだが、もうすぐ七月。

最後に買つた本

日本の古代語を探る ―詩学への道 (集英社新書)

日本の古代語を探る ―詩学への道 (集英社新書)

昨日台北紀伊國屋で。台北紀伊國屋は台中のより広くていいなあ。

特別な思ひ入れのある本、心に残つてゐる本5冊(まで)

いろいろ考へだすとキリがないので、とりあへず今本棚をながめてゐて目についたものを。

麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

麻雀放浪記(一) 青春編 (角川文庫)

色川武大名義の作品も好きなのだが、この著者の魅力はこのシリーズ四冊に凝縮されてゐると思ふ。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

他のことは全て忘れて、とにかく読むことに没頭できた幸運な一冊。いろいろ読んだ日本語関係のエッセイ集の中では一番おもしろかつた。本居宣長についての講演録、辞書編纂にまつはる話など。
Maus: A Survivor's Tale : My Father Bleeds History/Here My Troubles Began/Boxed

Maus: A Survivor's Tale : My Father Bleeds History/Here My Troubles Began/Boxed

アウシュビッツを生き抜いた父の体験を、漫画家である息子が描いたもの。戦時下の若き日の父の生活と平行して、現在の老いた父からの聞き取り作業を続ける作家自身の姿が描かれることで、二つの全く異なつた時代が繋がつて見えてくる。このお父さん、息子から見ると、かなりの偏屈オヤジで、しかもアウシュビッツ生存者でありながら(?)、黒人に対しては差別意識を持つてゐたりする。少し前のニュース(入試問題で「ひめゆり学徒体験談は退屈」http://www.asahi.com/life/update/0609/007.html?t5)を読んでこの作品を思ひ出した。(→日本語版 マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語
日本語のシンタクスと意味 (第1巻)

日本語のシンタクスと意味 (第1巻)

日本語教師としての専門教育を受けずに、成り行きでこの仕事を始めてしまつた自分の心の拠り所。全三巻。