深坑(台北縣)

tinuyama2004-05-24

狭い通りに豆腐料理屋がずらりと並ぶ観光地。豆腐といっても、あっさりしたものではなく、味付けは強烈なものが多い。「臭豆腐(写真)」のにおいが一帯に漂っている。臭豆腐は発酵させた豆腐を塩漬けにしたもので、発酵食品特有の何ともいえないにおいがする(・・・が、自分はそれほど嫌いではない)。この料理、日本の納豆と同じで、外国人に食べさせて、「臭い!」と言わせるために使われる。以前、志村けんが台湾へ来た時にも、記者会見の席上で食べさせられていた。
深坑へは行ったのが土曜日の午後だったので、すごい人、人、人。駐車場もない所へ観光バスが次々にやってきて、人を吐き出すものだから、身動き取れないほどになる。
自分は台湾の「観光地」が苦手だ。人が多いだけならまだしも、どこも商売っ気が表に出すぎていて、げんなりさせられる。深坑も「老街(古い町並みが残っている通り)」ということなのだが、立ち並ぶ看板や所狭しと並べられた土産物ばかりで、古い建物など目に入らない。
とりあえず、臭豆腐の串焼きを食べただけで帰りました。
(注意)台湾で串焼き類を買う時、「要不要辣(辛くする)?」と聞かれるのですが、「要」と答えると、これでもかというくらい真っ赤になるまで唐辛子(?)を振りかけられます。「不要」が無難。