村上春樹

自分は村上春樹を本屋で立ち読みしていて「発見した」。高校時代授業をさぼって本屋で立ち読みしてた頃があって(苦笑。古典の授業です)、その時『風の歌を聴け』のハードカバーを偶然手に取ったのが最初。こんなおもしろい作家を知っているのはオレだけじゃないのか、と思いましたね。田舎の高校生だったもので、何の情報もなく、聞いたこともない作家だったし。(今はてなのキーワードのページで確認したところ、最初の三部作はもう出てた頃ですね。そうだったっけ? もう記憶があやふやです。)以来、その後の作品もずっと読み続けてきたわけですが、自分にとっては村上春樹といえば『風の歌を聴け』。何度読み返したか覚えてないくらい読みました。今でもそらで言える部分がかなりあると思う。
で、その時買ったハードカバーですが、数年前に台湾の学生にあげました。村上春樹が大好きで、それで日本語の勉強を始めたと言っていた大学生の女の子に。『聽風的歌』が一番好きな作品だと聞いたので。彼女の日本語は、まだ初級もいいとこだったんだけど、今どうしてるのかな。
風の歌を聴け