茶藝館

無為草堂@台中

中国茶台湾茶)を飲ませる喫茶店。庭や池などもあり、静かにくつろぐにはいい場所なのだが、安くない。2〜3人で行って、お茶(茶の葉&お湯)と茶菓子を2,3品頼むと、軽く1000元はかかる(ちなみに今日のレートでは3,197円相当)。日本とは物価が違うので、日本での3000円とはわけが違う。学生バイトの時給の相場が80〜100元(319円)程度なのだ。まあ、それでも時々は行きたくなるときはあるのだけれど。
しかし、問題はお茶の質。お店の人は「烏龍茶の最高級品です」と言うし、もちろんまずいわけではないのだが、ここの料金と比べるとつりあわない。まあ、本当においしいお茶はこういった街中のお茶屋ではお金を出しても飲めないのです。
今年の春のお茶の品評会で5位になったというお茶を少しわけてもらったことがあるのだけど、香りといい味といい、濃厚でしかも後味さわやか。茶藝館などで出すものとは正直比べ物にならない。こういったお茶を手に入れるには、品評会の時点でまとめ買いをしなければならないらしい。しかも、実際にはそれ以前の段階で全部予約でされているそうで、なんらかのコネがなければ無理とのこと。私がお茶をわけてもらった(ホントに高価なものなので、ちゃんとお金は払いました)のは、日本語のクラスの生徒さん。彼は電子部品の会社を経営していて、毎年お得意先への贈り物用に品評会でダンボール箱数箱分買ってくるのだそうだ。というわけで、最高級品はほとんど市場には出回らないと。(ちなみに、写真は台中の「無為草堂」。ビビアン・スーの台湾ガイドのような本にも出てるとお店の人が言っていました。)