若胗一筋@台中

牛肉麺@若胗一筋

今月3日の日記で書いた豚骨スープとうどんの組み合わせ(若胗一筋@台中)について追加情報。「ここの麺は、この店のご主人が日本の讃岐うどんの本場へ行って修行してきたもので、小麦粉も日本から取り寄せている」とのこと(台湾人の生徒さん談)。しかし、自分の周りの日本人の間ではあまり評判がよくない。「あのスープに、普通のラーメンのメンが入ってればいいんだけど、うどんに豚骨スープは変だよ」と。自分にとっては、許容範囲なんだけどね。あのスープが飲めるだけでもOK。日本にいるならともかく、台湾では(少なくとも台中では)他にあの値段であんなスープを出してくれる店はない。たいへん貴重。よく知られているように中国・台湾では、日本で言う「ラーメン」という料理はなく、各種の「麺」があるだけ。「うどん」には、音が近いことから「烏龍麺(ウーロンメン)」という漢字が当てられていて、日本料理だという認識はあるが、日本人が持つような「うどんとはこういうものだ」というイメージはないのだろう。「これは、うどんなのか、ラーメンなのか」といったことは考えず、「これはこういう台湾料理なのだ」と思えばいい。(ただ、頼りなさそうなバイトの従業員とか、あんまり掃除してなさそうな店内を見ると、今後もこの味を維持できるのかどうかがちょっと心配ですが。)